ここのことはなかったことにするかもしれない

仕事がらみの記事を主として扱いますが、あくまで個人ブログです。2013年以前の記事は https://yellow-73.hatenablog.com/ にあります。

M5Stack COREをとりあえず動かすメモ

はじめに

M5Stack COREを使ってみるテストです。Windows 10を前提としています。

必要なもの

ドライバを入れる

https://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-driversから、"Windows 10 Universal"を入れます。
http://www.m5stack.com/assets/docs/では、Universalは入れるな、と書いてありますが、無視して下さい。もしかしたら、以前のバージョンでは問題があったのかも知れません。むしろ現時点では、v6系ドライバだと"ESP32: Timed out waiting for packet header"が出ました。

M5Stackのライブラリを入れる

https://github.com/espressif/arduino-esp32/blob/master/docs/arduino-ide/windows.md#steps-to-install-arduino-esp32-support-on-windowsにある通り、gitを使って入れていきます。

git gui でライブラリを入れる

まず、git guiを起動します。続いて、"Clone Existing Repository"を選択します。

  • ソースロケーションを "https://github.com/espressif/arduino-esp32.git" とします。
  • ターゲットディレクトリを "C:/Users/$(ユーザ名)/Documents/Arduino/hardware/espressif/esp32" とします(ドライブレターとかが違うかも知れませんが、各自お手持ちのシステムに合わせて下さい)。
  • "Recursively clone submodules" にチェックを入れます。

git bash でサブモジュールを導入(未実施)

Git GUIで "Recursively clone submodules" にチェックを入れてクローンしているなら、実行は不要です。

git bashを起動し、次の二つのコマンドを順番に実行するそうです。

cd "/c/Users/$(ユーザ名)/Documents/Arduino/hardware/espressif/esp32"
git submodule update --init --recursive

どうも libraries/AzureIoT と libraries/BLE がアップデートされるようです。とりあえず無視しておきます。

get.exeの実行

最後に、次のコマンドを実行します(エクスプローラからでもOK)。

"C:/Users/$(ユーザ名)/Documents/Arduino/hardware/espressif/esp32/tools/get.exe"

xtensa-esp32-elf-win32-....zip を落とします。たぶん、コンパイラです。

IDE

M5Stack SDKのインストール

「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→「ライブラリを管理...」を選択します。ライブラリマネージャの検索テキストボックスに「M5Stack」と入れると、M5Stackの開発キットが表れるので、インストールします。

ボード変更

「ツール」→「ボード」から「M5Stack-Core-ESP32」を選択。

サンプル

「ファイル」→「スケッチブック例」の最も下に「M5Stack」が現れるので、そこからサンプルコードを引っ張ってきます。

書き込み

ここまでできていれば、たぶん難なく書き込めるはずです。

楽しむ

わーい M5Stackでテトリスができるー