ここのことはなかったことにするかもしれない

仕事がらみの記事を主として扱いますが、あくまで個人ブログです。2013年以前の記事は https://yellow-73.hatenablog.com/ にあります。

MMDocumentTypes.xmlのありかはどこだ

はじめに

職場では、お大尽にもMacromedia時代からDreamweaverを使わせてもらっています。テンプレートとサーバ管理の機能を使っていて手放せません。なお、HTMLの記述は、ほとんどコードビューの模様。

Dreamweaverには独自拡張子を設定できる機能があり、まったく違う拡張子をHTMLとDreamweaverに見せることができます。独自拡張子を適用するには、Extensions.txtとMMDocumentTypes.xmlを変更すればよい、というのはこれまで通りです。
たとえば https://helpx.adobe.com/jp/dreamweaver/kb/cq02092222.html 参照 (うち「『コードビューで開く』環境設定」は、今回は不要)。

ただ、この情報だとうまくいかないので、やり方について記述します。
なお、OSはWindows 7 64bitを使っています。

Extensions.txt

Extensions.txtに記述が無い拡張子のファイルを「ファイル」ペイン内からダブルクリックで開こうとすると「この拡張子に有効なエディタがありません」と言われてしまいます。

Extensions.txtのパスは、これまで通りです。

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Adobe\Dreamweaver CC 2015\ja_JP\Configuration

なお、従来どおり、\Program Files\Adobe\Adobe Dreamweaver CC 2015の下のどこかにあるExtensions.txtは編集しても反映されません。

MMDocumentTypes.xml

Extensions.txtで開くことができるようになっても、コードビューのみ有効となる場合があります。テンプレートの更新にも対応できません。これは、エディタがHTMLとしては認識していません。

エディタにHTMLとして認識させるには、MMDocumentTypes.xmlの編集が必要です。

これの編集対象ファイルのパスが変わってます。

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Adobe\Dreamweaver CC 2015\ja_JP\Configuration\DocumentTypes\MMDocumentTypes.xml

従来は、\Program Files\Adobe\Adobe Dreamweaver CC 2015の下のどこかにあるMMDocumentTypes.xmlを編集していたのですが、今回は編集しても反映されません。

まとめ

これまで、ガイド等では、Extensions.txtはユーザ設定フォルダのファイルを編集しなさい、MMDocumentTypes.xmlはProgram Filesの下にあるファイルを編集しなさい、と言われていたのですが、CC 2015では、両方ともユーザ設定フォルダのファイルを編集することになったようです。

まあ管理者権限の無いままファイル編集しようとして反映されずに時間ばかり過ぎることもなくなり、素直になったと思います。

それはそうなのですが、MMDocumentTypes.xmlを見つけるのに結構時間が取られたんぞ。